今回紹介するのは・・・
SONY α7ii
もうすぐSONYのミラーレスカメラ
SONY α7ⅱを購入して一年経ちますので
レビューさせてもらいます。
購入した経緯
僕がこのカメラを買う前に゛α5100゛というミラーレスカメラの入門機を持っていました。
ですが、メニュー画面からしかホワイトバランスを変更できない点やファインダーがないという不満点がありました。
入門機あるあるですね(笑)
そして、一人でイタリア旅行に行くという理由もあり奮発して新しいカメラを買うことにしたんです。
悩みに悩んだ挙句、フルサイズのカメラであり軽量であるSONYの゛α7ⅱ゛をSONYストアの店員さんにすすめられ・・・
価格ドットコムでのレビュー閲覧と質問を繰り返し…買いました。
中級者向けのカメラですが、これからカメラを本格的に使っていきたいという人向けです。
この記事では゛α7ⅱ゛の良い部分と悪い部分の紹介をさせてもらいます。
α7ⅱのスペック紹介!
ではまずはα7iiのスペックから紹介していきましょう!
世界で初めて光学式5軸手ブレ補正機能を内蔵した、約2430万画素「35mmフルサイズExmor CMOSセンサー」搭載ミラーレス一眼カメラ。
117点の「位相差AFセンサー」と25点の「コントラストAF」を広範囲に配置した「ファストハイブリッドAF」を搭載している。
画像処理エンジン「BIONZ X」を採用し、高い解像感と自然な質感を低ノイズで再現する。
(出典:SONY)
とか・・・
タイプ | ミラーレス | レンズマウント | α Eマウント |
---|---|---|---|
画素数 | 2470万画素(総画素) 2430万画素(有効画素) | 撮像素子 | フルサイズ 35.8mm×23.9mm CMOS |
ローパスフィルターレス | 撮影感度 | 標準:ISO100~25600 拡張:ISO50、64、80、51200 | |
記録フォーマット | JPEG/RAW | 連写撮影 | 5 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 | 液晶モニター | 3インチ 122.88万ドット |
ファインダー形式 | 電子ビューファインダー XGA OLED Tru-Finder | ファインダー倍率 | 0.71 倍 |
ファインダー視野率(上下/左右) | 100/100 | 電池タイプ | 専用電池 |
専用電池型番 | NP-FW50 | 撮影枚数 | ファインダー使用時:270枚 液晶モニタ使用時:350枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード メモリースティックPRO Duo SDXCカード |
(出典:価格.com)
とかいろいろ書いてありますけど・・・
よくわからね~って思ってましたww
でもね、細かいことはどうでもいいと思うんです。
本格的に仕事にするわけでもありませんし、いい写真が撮れればそれでよかったんですw
結果的には大正解でしたがw
フルサイズでは軽量級のイカしたデザイン!
まずα7ⅱの一番良いところはここでしょう。
センサーサイズがフルサイズにも関わらず、このコンパクトさ!軽量さ!!
SONYのミラーレスカメラは優秀だ!というのはよく耳にします。
NikonやキャノンのセンサーもSONYのを使っているとかどうとか・・・
その中でも…フルサイズのセンサー!粋なデザイン!
このカメラの一つ世代前の゛α7゛も安価だったので迷ったのですが…
シャッターのボタンが微妙だったのと、手ぶれ補正機能が本体にないというので、思い切ってα7ⅱにしました。
もちろんデザインもα7ⅱの方が好きですが、α7よりもほんのちょっとだけ重くなっていますね。
USBからの充電可能!
このα7ⅱに限らず、SONYのカメラはUSBからの充電が可能ですので本当に助かっています。
普通、他の一眼レフカメラはバッテリーをカメラから取り出して、バッテリーアダプターにセットしてコンセントに繋げます。(すべてのカメラがそうではないので要確認)
しかしα7ⅱはカメラに直接microUSBを挿入することで充電可能なんです!
つまり、モバイルバッテリーを持っていればスマホもα7ⅱも充電ができるというわけです。
いい写真が撮りたいけど、出来る限りカメラはコンパクトに荷物を持ち運びたくないという考えの人には、うってつけなんですよ!!
フルサイズの綺麗さは伊達じゃなかった!
僕は、このカメラ本体のみの購入でキットレンズは購入しませんでした。
一番最初に買ったのは55ミリの単焦点レンズ
゛Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA゛
SEL55F18Zという超優秀レンズです。
このレンズは価格ドットコムでも超高評価。
フルサイズ対応のEマウントレンズを買うのであれば!まずはこのレンズ!!
とソニーストアの店員さんも言ってました。
゛カメラ知識での先人の教えは偉大゛という言葉を昔カメラサークルで聞いたことがあった。
今となれば、その言葉は本当にその通りです。
35mmフルサイズセンサーがもたらす圧倒的な高画質
35mmフルサイズCMOSイメージセンサーの受光部の面積は、一般的なデジタル一眼カメラで採用されているAPS-Cサイズのイメージセンサーと比べて約2.3倍大きく、αレンズが集めた光を余すことなく受け止めることができます。さらに、焦点距離が長くなる大型センサーの特性により、浅い被写界深度での大きなぼけ表現を生かして撮影できます。(出展:SONY公式サイト)
このレンズでパシャリ!
▲万博公園にて
本当にすごかった
クッキリ解像度でいいコントラスト
レンズ自体はここまで小さいのにここまでキレイに写るとは………。
もちろんレタッチや編集などはいっさいしていません。
シャッターを切った瞬間、絵になる写真が写ることに感動しますよw
α7ⅱがすごいのかSEL55F18Zがすごいのか……。
写真とはカメラとレンズ両方揃っていいものが撮れるときいたことがあります。
どちらにしても、α7シリーズの購入を考えているのであれば
ぜひぜひ購入を視野に入れてもらいたい商品ですね。
Wi-Fiですぐにスマホに転送!
この時代、スマートフォンでのやりとりは当たり前!
写真を撮って、すぐにスマートフォンに移動させSNS発信も当たり前!
Wi-Fiで簡単に通信できるのも当たり前!
……ということです(笑)
やはりすぐに友達と写真をシェアすることも大事ですからね。
゛プレイメモリーズモバイル゛というアプリをダウンロードすればすぐに転送が可能です。(AndroidでもiPhoneでも問題なし)
(出典:SONY公式HP)
α7にはない手ぶれ補正!!
この゛α7ⅱ゛の前に発売された゛α7゛との違いはやはり……5軸ボディ内手ブレ補正ではないでしょうか?
(出典:SONY公式HP)
デザインや重さなど少し変化はありますが、一番の違いは、この手ぶれ補正です。
この手ぶれ補正のおかげで良かったと思える写真をあげていきます。
▲イタリアのヴェネツィアにて
▲イタリアのヴェネツィアにて
ヴェネツィアの街を歩いて途中、海沿いの街なのでカモメがいっぱい飛んできました。
カメラをとっさに構えて、カモメをファインダーで覗きながらシャッターを押しても
この写真のカモメはパッと見ですが全然ブレていません。
動物園とは違い、ふとした瞬間にいきなりシャッターチャンスが来たときに
とても役立つのが゛5軸手ぶれ補正゛です。
僕みたいなスナップ好きには必須なのでは?
僕がα7ⅱで撮った写真たち!
「説明はいいんだよ!どんなのが撮れるんだよ!早く見せろ!!」
という声が聞こえてきそうなので、何枚か載せていきますね。
※言っておきますが、僕はカメラを買い始めて一年後に゛α7ⅱ゛を購入したので、ほぼ初心者です。そんな僕でもここまできれいな写真が撮れることにも注目してほしいです。
あと、もちろん無加工です。レタッチしていません。
▲イタリアのフィレンツェにて
▲神戸の王子動物園にて
▲大阪の海遊館にて
▲千葉の東京ディズニーランドにて
センサーサイズが大きくなればなるほど、暗いところにも強くなりよくボケると聞いていましたが使うことで本当に納得!!
とてもいい写真が初心者の僕にも残すことができ感動です。
オススメしたい機能゛オートHDR゛
この機能!!
ぶっちゃけこの前に気づきました(笑)
皆さん、HDRというのは知ってますか?
見たままのイメージを再現する「オートHDR(ハイダイナミックレンジ)」機能
見たままの自然な印象を再現する
「オートHDR」機能は、
1回のレリーズで露出の異なる3枚の画像を
連続露光。
カメラ内で最適に自動合成を行い、
1枚のJPEG画像を生成します。
明るい領域をより鮮明に、暗い領域の階調も
しっかりと残した描写が可能です。
設定は「オート」のほか、
露出差レベルを1.0-6.0EV間で
1.0EVごとに設定できる
「露出差レベル設定」から選択できます。
(出展:SONY公式サイト)
つまり簡単に言うと、一回のシャッターで三枚の写真を撮ります。
その三枚の写真は明るさやボケなど全てばらばらにしてくれており
いいところだけを重ね合わせてきれいに撮ってくれるという機能ですね。
これが本当に便利です。
(出典:SONY公式HP)
α7ⅱのダメなとこ……
もちろん満足はしていますが゛α7ⅱ゛にも「ここはなぁ~」と思うところがあります。
ぜひ、この点も考慮してください。
①バッテリー容量マジすくねぇ!!
バッテリーがまじやべぇ!!!
よく価格ドットコムとかでも゛α7シリーズはバッテリーの減りがやばい゛みたいなことをよく目にしていました。
いやいやいや(笑)まさかそこまでってことないやろ~(^^)
………めっちゃ減っとる!!!!ほんと減りがやべぇ!!!
初代ゲームボーイかよ!!!
正直本当に減ります
もう20%しかないの!?とかはザラにありますね。
対策案①
しかしそれをカバーするかのようにSONYから予備のバッテリーが発売しております。
なんで予備バッテリーがこんなにも高いんだよwwって思いますよね・・・
対策案②
SONY公式のほうが安心ではあるのですが僕はサードパーティーの商品を使用しています。普通に使えててわろすwww↓
対策案③
もしくはスマホのモバイルバッテリーをUSBで挿しながら移動するか……とか(笑)
スマホなどのモバイルバッテリーから給電することもできます。
なので僕は常にアンカーのモバイルバッテリーを持ち歩いています。
②連写機能しょっぺぇ!!
連写がぁぁぁぁぁぁぁ!!!
遅い!!
これもよくネットで目にするんですが……。
別にそこまで連写を求めていない人でも「これは少しおそいな…」と感じると思います。
スポーツなどの決定的瞬間を写真に残したい人は少し難しいかもしれません。
しかし連写はできるんで、僕的にはそこまで不満はありません。
この連写速度でも十分です。
対策案といたしましては本当に決定的瞬間から少し前にシャッターを切り始めることw
・・・だってこれくらいしかないもんw
後は運ですよね!!!
▲名古屋港水族館にて
③レンズラインナップ少ねえ!!
こ…これです。本当に唇を噛み締めながらいつも電気屋でレンズ見てます。
本当に少ないんです。
マウントアダプターを使えば話は別でしょうけど、僕は純正のEマウントレンズが使いたかったんです。
それに、ここがややこしいところでSONYのEマウントレンズであればすべて使うことは可能なのですが、α7シリーズはフルサイズ。
Eマウントレンズの全てのレンズがフルサイズ対応しているわけではないのです。
なのでSONYのレンズは
「Aマウントレンズ」
「Eマウントレンズ」
「Eマウントレンズ(フルサイズ対応)」
この三種類あるので注意してください。
フルサイズ対応でないEマウントレンズを使用することは可能ですが、フルサイズの本領を発揮できませんので、α7シリーズを使うのであればフルサイズ対応のレンズを購入してください。
Eマウントレンズのフルサイズ対応の35ミリのレンズが欲しかったのですが……僕の求めるレンズがありませんでした。
35ミリでもF値が2以下のレンズが欲しかったのですが…
F値が2.8か1.4のレンズしかありません。
2.8のは平凡で、1.4のはデカイし高価でした。
皆さんもα7シリーズを買うのであれば購入するレンズも先に考えておいてください。
※ですが最近は最新機種α7Ⅲの発売により
レンズのラインナップが増えてきました。
このカメラをオススメしたい人
ではどのような人にこのα7IIを買うべきなのか?
僕の持論ですが書かせてもらいます・・・
まぁもちろんみんな買えばいいとおもうんですけどd(^_^o)
①お金はあまりないけどフルサイズに惹かれている人
まずはこのカメラの最も目玉である特徴!
センサーサイズがフルサイズという点!!
このカメラはフルサイズにあるのにも関わらず
とても安い方なのでオススメさせてもらいます!
②機能だけじゃなくてカメラのデザインも気になる人
このカメラは機能だけでなくマジでかっこいいっw
本当にかっこいいw
ドヤ顔できるコンパクトかつイカすデザイン!!
男女ともに似合うと思いますよw
③重すぎるカメラは持てないという人
画質にもこだわるけど、重いカメラは持てないという人にもオススメ
カメラっていい写真やいろんな機能を求めれば求めるほど
重いものです。
しかしこのカメラはフルサイズにも関わらず600gにもいかない軽さ
是非是非!!特に女の子も!!
一緒に購入してほしいもの
こんな高額なカメラなのでもちろん何点か一緒に買ってほしいものがあります。
本当にこれだけは買ってほしいというものを書いて行きますw
①ドライボックス
これは家に保管するために必ず買ってほしいものの一つです!
これを買わないとカメラ本体が湿気にやられてカビルンルンになりますよ!
カビが生えてしまえば・・・数万円直すのに費用としてかかるそうですww
恐ろしいっwww
②カメラケース
持ち運ぶときには必ず入れておいてください!
いやw本当にwwカバンの中で後悔しても知りませんよ?
それを思えば安いもんです。
③液晶保護シール
もうね、定番アイテムなんですけどこれは必須!!
液晶画面ってなんだかんだ使いますよw
「いやw俺はファインダーでいけるからw」とかいう人いますけどw
隣にいる人に自分のカメラの液晶画面で見せ合いっことかするでしょ?
液晶画面汚いと萎えるじゃん!??
ちなみにガラス素材の方をお勧めしますよ。
鼻息で曇っちゃうときがあるけど、ガラス素材なら曇らないんですよw
びっくりw
保護シールは少し高めのやつを買うべきですよww
まとめ
さて、いろいろ書かせてもらいましたが…
僕はこの一年、α7ⅱといろいろなところに出かけました。
イタリアから始まり…東京旅行やコスプレ撮影、花火大会、動物園、もちろん思い出づくり!
ハッキリと書きます。
本当に買ってよかった!!
これからも゛α7ⅱ゛は僕の相棒で写真のオトモになってもらいます!!
フルサイズなのに軽量、コンパクト!
その上、良いデザイン!!
持っていて、自分で見てもカッコイイと思います!
もちろん写りも良い!レンズの力もあるかもしれませんが、ハッキリとしたコントラストに多機能。
完璧なカメラとは言いがたいですけど
とても満足しています。
これからもよろしく頼むぜ!!相棒!!
この記事のレッサーパンダ以外の写真はこのレンズで撮影しております↓
(追記)
購入してからII年経ちましたのでさらにレビュー書かせてもらいました。